ハロウィーンに似た祭は日本にもあった

初めてスタッフブログを担当する松本です。
自分は、かつて日本で暮らしていた人々の生活文化に興味を持っています。
今回は日本の文化に関する事柄について、書かせていただきます。

このブログを執筆しているのは10月下旬です。
近年、この時期は街の店などでハロウィーンのお菓子などが売り出されています。
10年程前は、現在よりハロウィーンは流行ってはいませんでした。
バレンタインデー、ホワイトデーのように商業的に効果があるのは分かるのですが、個人的にはまだ違和感があります。
日本では昔から秋には、収穫祭などの祭が行われていました。
また、ハロウィーンのように各家をまわってお菓子を貰う風習は日本にもありますが、外国からきた文化であるハロウィーンの方が商業的に盛り上がっています。

鹿児島県・徳之島のある地域では、毎年秋に「モチタボレ(餅たぼれ)」という、子どもが各家をまわり、お菓子を貰うという風習があります。
「モチ」は餅、「タボレ」は頂戴という意味だそうです。
おそらく、かつては餅を貰っていたと思われます。
私は約20年前、10月下旬~11月初旬に徳之島に行く機会がありました。
その際「モチタボレ」を初めて知り、地元の中学生と共に各家をまわらせていただきました(当時は私も中学生です)。
まわる時間帯は夜で、家に行くと家の方は子どもが来ると分かっているようで、予め袋に詰めていたお貸しをくれました。
夜に行われるという点も、ハロウィーンと同様ですね。
何軒もの家をまわり、足が疲れてしまったのを覚えています。
今、思うと、とても貴重な経験をさせていただきました。

ハロウィーンの風習は、まだ日本で流行り始めたばかりです。
そのうち日本に合わせた様式に変わっていくのではないかと思われます。
ハロウィーンのカボチャは怖いものとして日本に入ってきたはずですが、近年、可愛い顔のカボチャを街で見かけるようになりました。
沖縄のシーサーにも同様のことが言えます。
魔除けとして家の屋根に存在している沖縄のシーサーは本来怖い顔をしていますが、お土産のシーサーは可愛く笑っているものもあります。

昔から日本で暮らす人々は外国からきた文化をそのまま受け入れるのではなく、自分たちの生活様式に合わせて変化させてきました。
例えば、中国からきたウーロン茶を冷やしたアイスウーロン茶は、中国では見かけないようです。
その他には、たらこスパゲティ、カレーパンなどを挙げることができます。
ハロウィーンが今後どのような祭に変化していくか、見ていきたいと思います。

人間は一日に何回「選択」をするか?

今回は、鈴木がお送りします。
 
 私たちは、普段から色んな選択、意思決定をしています。
 仕事をしていれば、「この案件を進めるか?、止めるか?」や
 「どちらの施策を取れば、より業務効率化が図れるか?」
 「どっちの仕事を先にやろうか」などの選択の場があります。
 それらの選択は、意識をして行っています。
 そう考えると、一日の選択の回数は、そんなに多くないのでは?と
 考えられます。

 しかししかし!
 実は人間は、一日「60,000回」もの選択をしているとのこと。
 
 信じられます?その数字!!
 これは、無意識の選択も含むということです。
 つまり、朝起きるときからそれはカウントされます。

   目覚まし時計が鳴る ⇒ 止める ⇒ 起きる or 二度寝する
 
 どうでしょう?これも選択ですよね?
 着ていく服、持って出る物、鞄を持つ手はどちらか、傘を持つかどうか、などなど。
 選択は常に目の前で繰り返されています。
 しかもそのほとんどが無意識のもの。

 よく、「習慣を変えれば行動が変わる」と言いますが、なかなか習慣を変えるのは
 困難だと考えます。

 実はそんなときにやるべきこと。
 「選択を変えると習慣はおのずと変わってくる」
 なんです。

 無意識に選んでいる事を、立ち止まって考えてみる。
 無意識なので、そこを意識するところに困難が伴うかも知れませんが・・・。 

   目覚まし時計が鳴る ⇒ 止める ⇒ 必ず起きる 

 という選択をすることで何が変わりますか?

 選択結果が変れば、習慣が変ってくる気がします。
 そうなれば、きっと望む変化も可能になってくるのではないでしょうか?

 無意識の選択に意識を向け、「選ぶこと」をしっかりと捉えることで、
 向かいたい方向に歩を進めましょう