今回は、コンサルタントの「カバンの中身」を公開します。私たちの仕事は、現場がオフィス、喫茶店、クライアント先と目まぐるしく変わります。そんな「移動のプロ」が、何をカバンに入れているのか? ロジックと実用性を追求した、ちょっとストイックな中身をご覧ください。
- 思考の武器:アナログツール
●デジタル全盛時代ですが、コンサルタントにとってアナログは最強の武器です。
〇A4方眼ノート(無地)とフリクションペン
議事録、ブレスト、概念図の作成に必須です。方眼は図形を描く際に邪魔にならず、思考を妨げません。フリクションは、書いては消し、考え直す「試行錯誤のプロセス」を可視化するのに最適です。
〇付箋(3サイズ)
思考の断片を整理し、壁やホワイトボードに貼って構造化するのに使います。重要なのは「色分け」ではなく「サイズ分け」です。タスク(小)、アイデア(中)、テーマ(大)とサイズで用途を分けておくと、混乱しません。 - 移動の相棒:デジタルと電源
●オフィスに縛られない働き方を支えるのは、電源周りの徹底的な備えです。
〇超軽量モバイルPC(約1kg)
体力は資本です。少しでも荷物を軽くするため、性能と軽さを両立した機種を選んでいます。
〇高速PD対応充電器とケーブル(2本)
PCとスマホを同時に急速充電できる高出力タイプは必須。ケーブルを2本持つのは「クライアントに貸す」リスク管理のためです。充電切れはコンサルタントの信頼を失います。
〇ノイズキャンセリング・イヤホン
周囲の雑音をシャットアウトし、どこでも集中できる「移動式個室」を作り出すための投資です。 - プロの身だしなみ:緊急用セット
●クライアントと対面する際、準備不足は許されません。
〇ハンカチ、ポケットティッシュ
〇ミントタブレット
〇折り畳み傘(晴雨兼用)
☆阪神タイガース選手名鑑
さて、こう並べると、私たちが持ち歩いているのは「道具」というより「プロフェッショナルとしての準備」なのだと改めて感じます。どれもこれも、「いつでも最高のパフォーマンスを発揮できるように」というロジックに基づいた選択なのです。
ちなみに、今日のお昼ご飯のおにぎりが入るスペースは、カバンの一番奥に確保されています。このスペースだけは、ロジックより食欲優先で確保しています!

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