「宇宙なう」

今回は岩野が担当します。
ZOZOの創業者、前澤友作氏が宇宙に行きました。しかも国際宇宙ステーションに12日滞在。これは快挙ですね。民間人が宇宙に行ける時代がすでここにある!思わず空を見上げてしまいます。

前澤さん、お金は別にしてアスリートのように驚異的な身体を持っている訳でもなく、45歳という年齢の普通のおじさんですよね。そんなおじさんが訓練すれば、宇宙に行けるって夢を与えてくれます。飛び立つ前に100日余りの訓練は少々過酷そうですが、宇宙ステーションに滞在できるとあれば、その訓練も苦にならないことでしょう。

そしてその宇宙。NASAやJAXAだけでなく、イーロンマスクのスペースXなど民間でも開発が進んでいます。民間企業が進出することで、宇宙は夢を与えてくれるだけでなく、とても大きな新たなビジネスチャーンス!になりました。さて、そのチャンスを生かすことができる国は?

そう、リスクテイクできる国です。

新しい技術が成熟していくためには失敗がつきもの。失敗しないで成功を手にすることができませんよね。スペースX、何度失敗したことでしょう。月に人類を送り込んだアポロ計画も失敗の歴史ですし、新しい技術ではドローンやクルマの自動運転もそうですよね。またその失敗の過程で何が足りないか、何が必要なのかがわかってくる。例えば法制度の整備も繰り返しの失敗の中からわかってくるのではないでしょうか。

こんなことを書いているあなたはリスクテイクしているの?と問われそうなので考えてみました。

もちろん宇宙への挑戦!とはいきませんが、研修でZoomをいち早く取り入れました。今ではZoom研修は当たり前になりましたが、2年前にZoomを使ったことがある人はごく僅かでした。その頃から始めたので最初は戸惑い、失敗の繰り返し。そして徐々に使いこなせるようになっていきました。
その中で学んだことは、新しいことにチャレンジすると失敗するという事実と他の人の失敗に寛容になるという気持ち。これがとても大きな気づきでした。リスクテイクできる社会は、チャレンジした経験がある人が多い社会なのです。

だから、「宇宙なう」

まだ今民間人が宇宙にいくということは、無茶苦茶リスクが高いことです。そのリスクを超えての気負いがない一言。素晴らしいなあ。

私もリスクをとった先でそんな一言をつぶやいてみたいですね。

スマートウォッチは、いいね!

パソコンとインターネットが仕事や生活に定着するに従って、ノートPC、スマホ、タブレットを筆頭にテレビや一部生活家電等あらゆる分野でその技術やネットとの連携が当たり前となりつつあります。

まあ、一言で言って便利になりました。
そんな中、新たな端末として注目を集めているのがスマートウォッチです。

●スマートウォッチ登場

2015年アップルウォッチの登場でスマートウォッチの認知度が一気に上がりましたが、同じ発想の端末はそれ以前から紹介されていました。
少々難しい言い方としては、スマートウォッチは広義のウェアラブルコンピュータです。
ウェアラブルコンピュータはユビキタスコンピューティングを実現する為の端末群を指します。

ユビキタス!

パソコン黎明期をご存知の方なら良く目にしたキーワードですが、この記事を書くにあたって久しぶりに使ったキーワード「ユビキタス」。あらゆる場所で環境でパソコンとその技術が存在し使える事を目指した啓蒙的な言葉ですが、その精神に従ってかなり早い段階からスマートウォッチに近い端末は存在していました。
しかしあくまで試験的なものであったり、広告塔としてであったりして、どちらかと言えばキワモノ的な見方をされがちな印象でした。
まあ、あらゆる分野で言える事ですが、技術がまだ未成熟で端末の正当な評価につながり難かったのでしょう。
特にウェアラブル端末(スマートウォッチ)はハード的な技術以上にソフト面での醸成に時間が必要だったように思われます。
それらを解消し満を持して登場したのがアップルウォッチです。

正直アップルウォッチが登場した時はネガティブな意味での「またか」という印象でした。
先にも言いましたが多くのメーカーでウェアラブル端末(スマートウォッチ)はちょくちょく発表されていましたが認知度は低くキワモノ分野という印象が個人的に強かったので、いくらブランド力のあるアップルでもiPhoneのようなブレイクは無理だろうと思ったのです。
なので、その当時は完全スルーで気にも留めていなかったのですが、2018年頃からでしょうか、なんとなく周辺で目に付くようになってきたんですよね、スマートウォッチが。

個人的にスマートウォッチを意識するようになった頃、スマートウォッチ=アップルウォッチと何となく思っていたのですが、実際にはアップルウォッチ以外の多くの端末が市場に登場していた事に気が付きました。

●スマートウォッチ買ってみた

何となく広まっているスマートウォッチですが、実際に購入する動機になったのは趣味のランニングです。
スマホにランニング用のアプリを入れて走っていたのですが、心拍数を測れなかったのでその目的で購入を決意しました。
で、調べてみて個人的に思ったのは、現在のスマートウォッチ市場は、アップルウォッチ、アップルウォッチ以外の1万円以上の高額品、アップルウォッチ以外の数千円レベルの安価なスマートウォッチと大別して3種類に分けられます。
アップルウォッチはiPhone前提ですので、Androidな自分には選択できない事と、スマートウォッチに対する疑心もあり、ダメでも後悔しないだろう5千円以下の端末を昨年入手しました。

●スマートウォッチのいいところ

心拍数が測れて壊れなければいいや程度に思いながら実際に使い始めてみるとその便利さに驚愕しました。

先ず多機能です。歩数、心拍数、血中酸素濃度、睡眠時間、各種運動計測、メールとSNS受信etc、、、
そしてスマホと連携して専用アプリでデータの分析から保存までできます。
これらが5000円レベルの端末で可能になるとは思ってませんでした。
勿論各種の数値は専門端末と比較すれば目安レベルとは理解していますがそれでも健康を気遣う上では心強いです。

それから何と言っても一番良い所は、すぐに気が付いて見られる点です。
スマホを使っていれば分かるかと思いますが、スマホをバッグ等に入れていて電話やSNS着信に気が付かないケースがあると思います。
スマートウォッチを利用していると、着信に気が付かないとか、気が付いてもバッグから取り出す面倒な一手間などが無くなります。
些細な事に思えるかもしれませんが、これは意外に大きな変化です。

また地味ですが、見た目を変更できるのもスマートウォッチの良い機能です。
今日はデジタルのスポーツ向けとか、今日は針表示でフォーマルという感じでTPOに合わせて見た目を変更できます。

最初から期待値が低かっただけに、これらの便利さは衝撃でした。
とにかく使えば分かりますが、普通の腕時計に戻れなくなります。

●アップルウォッチはやっぱスゲー

パートナーが長年働いた仕事を辞める事になり、その労いの品としてアップルウォッチSeries6をプレゼントしました。
安いスマートウォッチしか知らなかったので、アップルウォッチの値段には腰が引けましたが、まあ高額なりの違いがあるんだろうと同じく初スマートウォッチとなるパートナーに渡しました。
結論から言えば、やはり元の腕時計には戻れなくなったそうです。
普段使いに慣れたところで比較させてもらいましたが、やっぱりお高いだけの事はありました。
ざっくり表現すると、安価なスマートウォッチは多機能と言ってもやはり機能限定端末であって、アップルウォッチはミニコンピューターと言えます。

アップルウォッチは私の使っている安価スマートウォッチの機能に加えて、画面が美しく上品だし、受信しかできない私の端末と違い、アップルウォッチは直接会話も返信(制限はあるが)も可能だし、マップも表示されるし、キャッシュレスな支払いも出来るし、siriとの連携も出来る。勿論OSアップデートもあります。
正直羨ましくなるクオリティです。
まあ、自分も使うためには最初にiPhoneに変更する必要がある訳で、、、ああアップルの罠に落ちそう。

●スマートウォッチの今後

現在のスマートウォッチはスマホとの連携が前提であり、スマートウォッチ単体でスマホ機能を持てるようになれば(アップルウォッチでは一部実現していますが)、今後更にシェアを広げる可能性は大いにあります。

スマートウォッチを使っている事で実感できるのですが、スマホの様に手に持って操作する必要がある端末と比較し、いつでもすぐに確認できつつ両腕を使える状態を維持できるというのは、日常生活においてかなり大きなアドバンテージを持っています。

ですので、スマホと同等の機能を持って単体で利用できれば、スマートウォッチ+進化したタブレット(ノートPCレベルの機能を持った)のような組み合わせがモバイル環境では一般的になるかもしれません。
まあ、現在のこの分野の進化速度はとんでもなく速いので、まったく想像外の新しい端末が登場する可能性もあるし、そんなサプライズを自分は期待しています。

大里

憲法を読む

初参戦の島崎です。どうぞ宜しくお願い致します。

コロナ禍で大変な中、みなさんどのようにお過ごしですか?

一昨年までは朝起きて職場に向かい、夜家に帰り酒を飲み、土日はゴルフをし…

のような忙しい日々が続いていましたが…

昨年からは自宅待機の時間が長くなり、土日も家にこもっている状況で、通勤時間なども節約でき、自宅で時間を持て余しています。

昨年から多少忙しさから解放され、一昨年より少しだけ時間がゆっくり動いているような気がします。

そこで始めたのが読書です。

といってもせっかく時間がゆったり使えるので、今読んでいるのは「憲法」です。

恥ずかしながら今までまともに読んだことがありませんでした。

これが読んでみると、とても面白い、というか条文によってはめちゃくちゃ感動します!

前文はもとより、第97条などは感動ものです!

憲法自体はたったの103条しかないのであっという間に読み終わるのですが、ざっくりと書いてあるので判断が難しい。

例えば第20条3項で「政教分離の原則」とされているのに、市が地鎮祭をやっていいのか?(津地鎮祭事件 最大判昭52.7.13)とか、

国が宗教法人を解散させていいのか?(オウム真理教解散命令事件 最判平8.1.30)とか、

第22条で「職業選択の自由」とされているのに、なんで風呂屋をやっちゃいけないんだ?(公衆浴場距離制限規定事件 最判平1.3.7)とか、

これら判例、判旨を読むとこれがまた結構面白いです。

先日、同性婚の判決が出ましたね。

こちらの判旨も興味深いです。

話は明治時代から戦後、昭和へと続いていきます…

そこらの小説よりよっぽど面白い!

時間が潰せて、今はこれにハマっています!

オンラインサポート

間が空いてしまいましたが、今月は川口が担当します。

この1年、目まぐるしく状況が変わり研修もオンラインで実施することがほとんどになりました。

その中で、オンラインサポートという業務を担うことが多くなりました。1年前には考えられなかったことです。1年やってみて、色々なことを学びましたので、サポートの点からいくつか現時点でのポイントをご紹介したいと思います。

・ブレイクアウトルーム(Zoom)

こちらは、少人数でのワークに大変便利です。人数と時間を決めて作成しますが、最近のバージョンアップで共同ホストもブレイクアウトルームを作成できるようになりました。

また、以前はメインルームにいないと新しく入室してきた人がわからなかったのですが、最近では、ブレイクアウトルームにいても待機室にいる方がわかり、入室許可もできるようになりました。

どんどん便利に変わりますし、古いものだと入室ができないという話も聞きますから、バージョンアップはとても大事ですね。

また、ホスト共同ホストでない方でもブレイクアウトルームを自由に選んで移動できるという設定も可能です。自分の好きなテーマの部屋に移動してお話ができるのは楽しいですよね。また、お部屋(ブレイクアウトルーム)の名前も自由に決められます。素早く作りたいときには、予めメモなどに部屋の名前を準備しておいてBOR作成画面でコピペも可能です。

ブレイクアウトに移動できない方がいた場合、もちろんホスト(共同ホスト)は移動させることができます。

ブレイクアウトルームを隠密で回りたい場合、予め参加者に「ビデオオフの参加者を非表示」に設定してもらいビデオオフで回ると気づかれず回ることも可能ですが、参加者がその設定をしているは定かではないですし、ニーズはあるけれど実施したことはないです。もしかしたら、そういうことも可能になっていくのかもしれませんが、どうでしょう?私はあまりやりたくないですが。

・参加中に音声が聞こえなくなった、画面が固まってきたなどのトラブル

これも良くあります。途中から調子が悪くなったときは、一度ミーティングから退出して入りなおすと改善することが多いです。そうならないためにもこまめなバージョンアップをしておいていただく。他に動いているアプリを閉じておく。参加する前には一度PCをシャットダウンして更新しておく。

ネット環境を確認しておく。PCのスペックを確認する。などなど、、。

ホストをされる場合は、もしもの時のためにサブPCでも入っておく。(ホストで画面共有すると参加者の様子があまり見られないので、そのためにも2台で入っていると安心便利ですね)資料を共有する場合サポートにも資料を渡しておいて、自分が共有できないときに助けてもらうということも大事かと思います。また、ホストやサポートをする場合、できるなら2回線から繋いでおくと安心ですね。

以上、つらつらと書きつらねましたが、他にも本当にたくさんの情報があります。

グーグルスプレッドシートやフォームの利用法、スラックの使用など、これは次回ということで。

ありがとうございました。

合目的なDX対応だけが、自社を助ける。

今回は鈴木がお送りします。
このブログを読んでくださる皆様は、今話題の「DX」についてどうお考えですか?
コロナ禍にあって、「ニューノーマル」という言葉と合わせて話題になっていますよね。

「周囲の企業は、ニューノーマルという言葉のもと、どんどんDXを進めている。うちも急がなければ」とお考えの経営者や情報システム責任者は多いのではないかと考えます。
 
この動きは、外的要因は別として過去の「BPR」に似ている印象があります。
「ERP」という考え方や同名のコンピュータシステムが流行した時代。
企業はこぞって主に海外製のERPシステムを導入しました。
SAP・oracle・JD-Edwardsなど(日本製のものも多く流行りました)。
もちろんそれらのERPシステムが、企業のコストダウンや情報一元管理に役立った例も多く、導入に成功した企業は、厳しい時代を乗り切ってこられました。

その一方、「うちも急がなければ…」という「対抗意識」で焦って導入を進めた企業は、その「目的」が明確でないことに大きく起因し、導入プロジェクトがとん挫したり、導入できても、活用機能が限定的で、効率化もコストダウンも実現できない企業が後を絶たなかった印象があります。
 
今回の「DX」も、同様のことが起きるのではないかと考えています。
書籍も毎月多く出版され、オンラインセミナーも毎日のようにどこかで関連のものが開催されています。

DXは、単にアナログのものをIT化するだけではなく、「これまでにない価値創造」をすることと定義づけられています。
企業経営者は、そのあたりについてどのように考えられているのでしょうか。
目的を明確にしなければ、中途半端な対応にしかならず、結果的にこのコロナ感染拡大による経済変化に対応できないのではないかと考えます。

時間はかかりますが、業務の棚卸を丁寧に行うことと、社内の意識を同じ方向に向け、業績向上の基盤構築のための「インナーブランディング」の推進をしっかりと行うことが、「価値創造」のスタートであると考えます。
なんのための価値創造なのか、なんのためのIT導入なのか。外での活動自粛が叫ばれる年末年始、じっくりと考察するチャンスではないでしょうか。

「街歩き」

初めまして!この春(2020年)から、プロビティコンサルティングのメンバーになった岩野です。どうぞよろしくお願いします。

今日は私の好きな街歩きの話を少し。知らない街、初めての街を歩くのが大好きなのですが、最近感じるのが東京の街が大きく変わってきているということ。本当はもう終わっているはずの東京オリンピック・パラリンピックに向けての整備なのだと思いますが、ターミナル駅だけでなく多くの駅が快適になってきていますね。

新宿駅では東西通路ができたり、東京駅では新しいレストラン街ができたり、さらに万年工事中だった横浜駅も完成!(東京じゃないですが)そして、多くの駅でホームドアの設置が進んでいます。まだ100%ではありませんが、とても安全になりました。何度か電車の先頭に乗って運転席から景色を眺めたことがありますが、朝のラッシュ時にホームドアがない駅に電車が突っ込んでいくのハラハラして見ていました。

こうやって少しづつ確実に街は変わっていきますね。

郊外の知らない街を歩くのはもっとワクワクします。この街はどんな人たちが住んでいるのだろう、どんな生活をしているのだろう。この街の歴史は?などど考えながら路地風と匂いを感じながらブラブラ歩く。商店街一つとっても街の特徴が表れます。置いてある商品、値段、きているお客さん、駅一つ違ってもその街に流れている空気感が違います。

仕事で出張する時も街歩きは欠かせません。特に初めての街に行く時には、少し荷物になりますがランニングシューズを持って、できるだけ走るようにしています。

札幌、函館、盛岡、仙台、尼崎、高知、岡山、名古屋、足利・・・。こうやって少し書き出していくだけでも街の記憶が蘇ります。海を見ながら、川を超えて、お城を目指して、時に道に迷って焦ったり、、、。空港から研修会場への往復だけでは見えてこない生活している人の息遣い。あー、また出張に行きたくなってきました。

このページを通して、これからも考えていること感じたことを伝えていきたいと思います。

よろしくお願いします。

薬膳料理を楽しむ

3月は川口です。

ここのところ厄介なコロナウィルスのせいで外出もままならず、家にこもりきりになってしまいました。もともと巣篭もりは大好きなのでこの機会に普段は手抜きばかりの家事にいそしんでいます。

この数年は、外へ出て仕事をすることが多く、料理は“作り置き”。休日に冷蔵庫にあるものを駆使してタッパーに数日分をこしらえる。これはこれでやりがいがありますが、久しぶりにできた時間で昔ハマっていた薬膳料理を楽しんでいます。

10年ほど前に薬膳料理教室に通いました。薬膳といえば、薬臭い料理を想像されるかもしれませんが、私が通った教室は、“おしゃれ”な薬膳教室でした。まず惹かれたのがネーミング。例えば「枯れない女の秋の薬膳」「美肌の薬膳」「薬膳的アンチ・エイジング」などなど・・。その中の料理の一つに「ユリ根まんじゅう菊花あん」というのがあって、これは味も見た目の美しさも手料理でできるものとしては絶品でした。去年の秋は忙しくて作れなかったなあ。秋はユリ根や梨、くるみなど呼吸器系を潤す食材を取ると肺にも良いそうですよ。もう春だけど、ウィルスのせいで、肺に良いものを取りたい気分。

3月の食養生ポイントは、補血。次第に体内での気血の動きが活発になるので血を補い体力をつけましょう、だそうです。菜の花、あさり、鶏肉、黒ごま、など。

4月の食養生ポイントは、肝。はまぐり、セロリ、トマト、昆布、などを食べることにより、情緒活動や血流、解毒をつかさどる“肝”の機能を安定させ春先特有のアレルギーや情緒不安定を軽減。

このように、各月の養生ポイントがあるのですが、覚えてられないですね。要は、旬のものを美味しくいただけば良いと思うのです。

ところで、免疫力を上げる食材は、大根、長芋、鶏肉、ヨーグルト、小松菜、納豆、にら、にんにく、などだそうです。食事以外にも適度な睡眠、運動、笑う!は、免疫力アップのために大事みたいですね。

ウイルスで大変なことになっていますが、なんとか風邪を引かないように乗り切りましょう。

ナイキの厚底シューズで走る。

今回は大里がお送りします。

年頭の箱根駅伝や先日の東京マラソンから今夏の東京オリンピックに至るまで、マラソンに関するニュースで必ず話題になっているナイキの厚底シューズ。
私もニュースを見たり記事を読んで知識として持ってはいましたが、所詮エキスパートにのみ許されたツールであって一般人の私には全く縁の無いものと思っておりました。
そう、ひと月ほど前までは。

実は昨年末に肘を故障した事を契機に4年程続けていたスポーツジムを辞めました。
2か月位で肘の故障はある程度回復しましたが、ジムに復帰するのもなんだか気が引けて、もたもたしていた頃にナイキの厚底シューズの話題が目に止まり、なんとなくナイキのサイトを閲覧するなど情報を集めた所、話題のトップモデルでなくても、そのDNAを引き継いだエントリーモデルが幾つもあり、使用者のレビューを見ると必ずしもプロランナーばかりが履いている訳ではない事を知りました。

ナイキの厚底シューズの大きな特徴はソールに埋め込まれたカーボンプレートの反発力を利用して走力をアシストする点です。
エントリーモデルにはカーボンプレートは入っていませんが、ソール自体に反発力を持たせて同様の機能を追及しています。
そしてこの厚底シューズがもたらす恩恵は速く走る事ばかりではありません。反発力を得る為の厚底のおかげで、路面からの衝撃を運動力に効率的に変換してくれるので結果的に脚を痛め難くくなり膝や足首に優しいのがもう一つの特徴です。
実際ナイキの厚底シューズの購入レビューには、故障ぎみの市民ランナーが再び走れるようになった等、スピード以外の面で選択している方もかなりおられます。

私も以前、毎朝ジョギングしていましたが、足首の故障が原因で止めてしまった経緯があったので、それらのレビューの内容に強く興味を持ち、気が付くとNikeのオンラインショップ(https://www.nike.com/jp/)で購入しておりました。

で、実際ナイキの厚底シューズで走った感想なのですが。
「走るのが、楽しいいー!!」
毎日5kmほど走っていますが、以前よりも楽に走り続けられています。
また、しばらくランニングから離れていたので知らなかったのですが、最近はランニングを計測するスマホ用のアプリがあり、これがまた非常に優秀でGPSと連携して、走行マップから、時速、平均速、高度やら細かいデータを記録してくれるので、走り終わった後の確認も楽しく、より上を目指しつつランニングを継続する動機にもなっています。
私が利用しているアプリ adidas RUNNING

ナイキの厚底シューズのおかげで、トップランナーが1Kmを3分切るペースで走るという、その数字のもの凄さをより実感出来るようになりました。
今の自分では下り1Kmを5分台で走るのが精一杯、、、フルマラソン?無理無理

余談ですが、オリンピックにおける厚底シューズの規制について。
プレートが何枚入ろうと、それが靴であれば走る力はあくまで人力に変わりがない。それでフルマラソンで2時間を切るのであれば、それは素晴らしい事だと思う。そこを否定するなら、極論裸足で走れって話しですよ。

トップランナーほどじゃなくても、誰もが以前よりも楽に速く走れるようになったと実感できるランニングシューズが登場したら。
普段ランニングをしていない人でも、「久しぶりにちょっと走ってみようかな」という気になると思う。
そういった観点からも、今回のナイキの厚底シューズはそれまでのランニングシューズからブレイクスルーしたと言える。

※追記:本記事について否定的なコメントを頂きましたが同時に会社への誹謗中傷も含まれていたため、コメントの承認はしておりません。本記事は大里個人がメディアを通じて知り得た範囲で執筆した情報であり、会社の業務とは一切の関係はありません。

インド旅行から見えてきたもの~悠久の時は何を教えてくれたのか~

本年最後は橋本が担当します。今月初めてインド旅行に出かけて、様々刺激を受けてきましたので、感じ取ったことを記してみました。

インドへは、大手旅行会社の、「ブッダガヤ・ヴァラナシ・アグラ祈りの聖地をめぐる旅8日間」という、仏教、ヒンズー教、イスラム教の著名な聖地を効率よく廻る少々マニアックなツアーに参加しての旅でした。今回記したいことはとても多く、行程ごとに記載すると、とても長くなってしまいますので、まずは、3つの宗教ごとに、主な訪問地を紹介させていただきます。

まず仏教関連ですが、ブッダガヤの「マハーボディー寺院(大菩提寺)」では、ブッダが瞑想の後、悟りを開いた場所といわれている有名な菩提樹もあり、高さ52メートルに及ぶ大塔は畏敬の念を感じさせる存在感でした。あいにく小雨交じりだったですが、仏教第一の聖地といわれるだけに、熱心な仏教徒の祈りを捧げる姿は、時を超えた力を感じ、日が落ちてからは、ライトアップもされ、幻想的な光景には、祈りの聖地の実感を更に味わうことができました。また、悟りを得たブッダが最初の説法を行なった場所、いわば仏教が始まった地ともいえる四大聖地のひとつサールナートは、想像以上に仏教寺院などの遺跡が残っていたことに驚かされました。幸い天候にも恵まれ、穏やかな日差しの中で遠い時への想像をめぐらしましたが、何よりも高さ約43メートルのダーメーク・ストゥーパのボリューム感には圧倒されました。

ダーメーク・ストゥーパ

次にヒンズー教に関しては、インド旅行のひとつのハイライトともいえる、ヒンズー三主神のうちの一人シヴァ神の霊魂が宿る町といわれているヴァナラシー(ベナレス)の、ガンガー(ガンジス河)を体感しました。早朝から小舟に乗って約1時間河を渡るなかで、あいにく曇った朝で日の出は見られなかったですが、すでに沐浴や洗濯をしているほど生活に密着している場所での光景に接し、独特の空気感が体に染み込みました。また、全国のヒンズー教徒が、そこでの火葬と遺灰を流してもらうことを望んでいるという火葬場では、早朝にもかかわらず火葬も始まっており、生と死が日常的につながっている俗と聖が重なる場所という実感を持ちました。さらには、夜の礼拝「アルティ・プージャ」という、火を使った華麗な儀式も荘厳でした。また、デリーでは、ラクシュミーナーラーヤンというヒンズーの寺院へ。歴史は浅いですが、ヒンズーの様々な神様が祀られたヒンズー様式による華麗な寺院で、現地の人々の信仰の場として地域に溶け込んでいる様子を実感できました。

早朝のガンガー

そしてイスラム関連では、まずはアグラにある著名なムガール帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが愛妃ムムターズのために建てたタージ・マハールヘ。イスラム建築でも最高峰といっても過言ではない、白大理石による壮大で優美な霊廟は、流石に素晴らしいとしかいえない魅力ある建物でした。また、ムガール帝国の権力を象徴する巨大な要塞のアグラ城は、外観の武骨さに比して、広大な内部は、もともと宮殿だっただけあって贅沢な空間だったのは意外でした。また、デリーでは、クトゥープ・ミナールというヒンズー様式の残る寺院へ。広大な領域に多くの遺跡が残り、特に高さ72.5メートルにもおよぶ壮大な塔は結構な迫力でした。そして、ムガール帝国第2代皇帝のために建てられたフマユーン廟は、後のタージ・マハール構築をはじめとしたイスラム建築に多大な影響を与えたともいわれますが、ペルシャの影響も残した装飾もあり、なかなか見ごたえがありました。

クトゥープ・ミナール

今回は、もともと学生時代から、ビートルズが影響を受けた場所であり、またブッダの生誕の地でもあるインドには出かけたいと思っており、40年の思いを実現した小旅行でしたが、以下、感じたこと、思ったことを記してみます。

何といっても一番印象に残ったのは、街の持つエネルギーでした。崩れそうな商店や家屋がびっしりと並んだ道路には、自動車、バイク、オートサイクル、人力車、多くの人々、そして平然と牛が行き交い、その強烈な騒音や独特の匂いは五感を刺激し、とても言葉では表現しきれない、まるで異世界に紛れ込んで、内面から覚醒されるような、人間が生きる根源的な力を呼び覚まされた思いでした。

また、生活に染み込んでいる宗教の力の一端は感じ取りました。もちろん短期間に限られた地域だけを垣間見ただけですが、今回は聖地めぐりということもあり、寺院に集う人たちの敬虔な行いの様子や、TV番組にヒンズーの神様が結構出てくることなど、やはり日本とは宗教との距離感の違いを感じました。特に人口の80.5%を占めるヒンズー教が多神教であり、その受容力とダイナミズムが独特のエネルギーを醸し出す土壌となっている感じは、私なりに分かるような気がしました。(ちなみに、ブッダはヒンズー三主神の一人ビシュヌ神の化身のうちの一人に、後から加えられており、それは、仏教への感化を防ぐために行われたという説があることを、今回初めて知りました。)

そして、もちろんその他に、「ここはインドですから」と言って許される時間感覚、食事は本当にカレー風味がベース、空港では国内便でもパスポートが要る、ホテルや大型ショッピングセンターでは身体チェックを受けるなど、やはり日本の常識とは異なることは多く、日々刺激的でした。もちろん今回は全くその一部に触れたに過ぎませんが、人口も面積も日本とは一桁違い、多民族、多宗教、多言語、多文化な国家として、インドは一度行くと結構ハマる人が多いと聞いていたこともありますが、私もその仲間入りをしてしまった感はあります。

それにしても、あのガンガーでの悠久の時の感覚を味わってしまうと、“人生100年時代”といわれるようになったとはいえ、日本での日常は、与えられた本当に限られた時間の中で生きていくという、至極当たり前のことが痛感されました。そして、何よりも今回の一番の収穫は、世界はまだまだ知らないことばかりで、本当に時間を大切にして、謙虚にならなければいけないという、当たり前とも思われることの大切さ、さらには、健康で日々を送ることができて、仕事もできていることのありがたさを、改めてじっくりと考えさせられた機会だったということでした。

「選択」

今回は鈴木がお送りします。

人がする「選択」は、意識無意識合わせて、一日に9,000回と言われます。

朝起きる。この起きる時間、何時に起きるかも「選択」。
起きてから次に行うこと。
ルーティン化していても、無意識にそのルーティンに従うことを「選択」している。
靴下は左右どちらから履く?
着替えと朝食はどちらが先?
朝食は和食?洋食?…
そうやって朝から数多くの選択を、私たちはしています。

そして、自分が選んで決めたルーティンを崩すと、途端に不安になります。
「事故にあうんじゃないか」「上司から怒られるんじゃないか」「財布を落とすんじゃないか」など…。
そして良くないことが起きたら「朝、歯磨きとひげ剃りの順番を変えたからだ」などと考えてしまいます。

それは、自分がした選択が「いつもと異なるから」起きる感情。

人は、自分がした選択の結果がどうなるのかに、日常ではあまり意識が向いていないようにも感じますが、朝起きてからのちょっとした選択の違いで、一日憂鬱になる人もいるようです。

朝の無意識の選択が、一日を過ごす心に影響することだってあるわけです。選ぶということは、それだけ大切なこと。

にも関わらず、多くの人は選択するとき、特に仕事を選ぶとき、「自分の気持ちに従う」ことが上手くできません。
だからいつも迷います。「自分の選択したこの仕事に、これからも就いていてよいのだろうか」と。

全ての自分の選択に疑問をもってみてはどうでしょうか。
全ての選択を、思い切り自分本位で考えてみてはどうでしょうか。
ルーティンでやっていることですら。
世間や常識などは一旦全て脇に置いて。

見えてくることがあるのではないかと考えます。

一日9,000回もの選択を、自分のために。